サニーレタスは生で食べるだけでなく、短時間焼くと葉の縁が香ばしくなり、芯の甘みも感じやすくなります。火を入れすぎると水が出て小さくなるため、フライパンやグリルを十分に温め、表面を短く焼くのがポイントです。
半分またはくし形で焼く
株元を残したまま縦半分、または四等分に切ると、葉がばらばらになりません。葉の間を流水でよく洗い、水気を完全にふき取ります。表面にオリーブオイルを薄く塗り、熱したフライパンへ断面から置きます。強めの中火で一分ほど、焼き色が付いたら返し、反対側はさらに短く焼きます。
塩は焼く直前か、焼き上がりに少量振ります。早くから塩をすると水分が出て、焼くというより蒸した仕上がりになります。にんにくを使う場合は焦げやすいため、先に香りを油へ移して取り出すか、仕上げに加えます。
葉だけをさっと炒める
一枚ずつ使うなら、芯に近い硬い部分と柔らかな葉先を分けます。芯を先に入れ、葉先は最後に加えて十数秒で火を止めます。水分の多いきのこやトマトを同時に大量投入すると水っぽくなるため、別に焼いて最後に合わせます。
相性のよい味
焼いたサニーレタスには、バルサミコ酢、レモン、粉チーズ、しょうゆ、炒りごまなどが合います。肉料理の付け合わせなら肉汁と酸味をつなぎ、魚ならレモンやハーブで軽く仕上げます。濃いソースを全面にかけず、焼き目を残すよう点や線で加えると香ばしさが消えません。
生食との違いを楽しむ
加熱するとかさが減るため、たくさん食べられるように見えますが、焼いた油やソースの量も料理の一部です。健康効果を過大に期待せず、生とは違う食感を楽しむ調理法として取り入れます。栄養成分を確認する場合は、文部科学省の食品成分データベースで、生と調理後の区分が同じかを確かめて比較してください。
BouleVardでは生野菜の食感に、魚介や鶏肉、ナッツなど異なる温度と香ばしさを組み合わせています。家庭ではサニーレタス自体を焼くことで、その対比を一皿の中につくれます。最初は一人分の半株ではなく数枚から試し、自宅の火力に合う時間を見つけてください。
一皿に仕上げる例
焼いたサニーレタスを皿へ置き、半分に切ったゆで卵と焼きトマトを添えます。レモン果汁小さじ一、オリーブオイル小さじ一、塩少々を別の器で混ぜ、葉の断面へ少しずつかけます。パンを添えれば軽い昼食、魚や鶏肉の横に置けば副菜になります。焼き目が薄いときに加熱を延ばすより、最後に黒こしょうやごまを加えるほうが、葉から水を出さず香ばしさを補えます。

