酢を使わないドレッシングは作れます。酸味が苦手な場合は、ヨーグルト、トマト、だし、みそ、ごまなど、別の材料で水分とコクをつなぎます。ただし、レモンやポン酢も酸味のある材料なので、「穀物酢だけを避けたい」のか「酸味全般を避けたい」のかを先に分けます。
ヨーグルトごまソース
無糖ヨーグルト大さじ二、すりごま大さじ一、しょうゆ小さじ半分を混ぜます。濃すぎれば水を小さじ一ずつ加えます。乳製品を含むため冷蔵し、食べる分だけ作ります。乳アレルギーがある場合は使わず、豆乳製品へ替えるときも表示を確認します。
トマトをソースにする
完熟トマトを細かく刻み、塩少々、オリーブオイル小さじ一、黒こしょうを混ぜます。トマト自体の酸味は残りますが、酢の鋭い香りはありません。水分が多いので、葉物へかけるのは食べる直前です。余ったものを常温で保存しません。
みそとだしのたれ
みそ小さじ一、冷ましただし大さじ一、すりごまを混ぜます。みそとだしの塩分があるため、しょうゆは味見後に数滴だけ加えます。蒸し野菜、豆腐、鶏肉のサラダに向きます。自家製だしを使う場合は、作り置きせず早めに使います。
アボカドでとろみを付ける
熟したアボカドをつぶし、水または無糖の豆乳でのばし、塩とこしょうを加えます。色が変わりやすく保存に向かないため、その場で食べ切ります。レモンを使わないなら褐変は自然に進むので、見た目を理由に長時間放置しません。
酢を抜くと保存性が上がるわけではない
酢を使わないソースは、乳製品、生野菜、だしなど傷みやすい材料を含むことがあります。酸味がないから子ども向け、というだけで安全とは限りません。清潔な器具を使い、冷蔵し、一食分だけ作ります。
BouleVardには豆乳ごま、シーザー、青じそ、ポキソースなど味の異なる選択肢があります。酢の有無だけでなく、合わせる魚介、鶏肉、野菜との相性が大切です。家庭では、避けたい材料を明確にしたうえで、水分・塩味・コクを一つずつ補うと、無理に酢へ似せないおいしいソースになります。
酢を避ける理由で選択肢を変える
酸っぱい味が苦手なら、ヨーグルトやみそで丸くする方法が使えます。胃の不快感など体調上の理由なら、レモンやトマトも酸を含むため、自己流で置き換えず医療者へ相談します。アレルギーが理由なら、酢の原料、しょうゆの小麦、乳製品、ごま、大豆まで商品表示を確認します。「酢なし」という料理名だけで安全とは判断できません。
子ども向けにする場合は、味を甘くしすぎず、ソースを別添えにして少量から試します。大人と同じボウルで完成させず、辛味や塩味を加える前に取り分けると調整しやすくなります。

