トマトの表面に黒い粉のようなものが付いている場合、土やすすの汚れ、カビ、害虫の排せつ物やそれに伴うすす状の菌、傷んだ組織など複数の可能性があります。写真や文章だけで原因を断定できません。購入後のトマトなら、まずほかの食品から分け、触った手と置いた場所を洗います。
流水で落ちる汚れかを見る
表面が硬く、異臭や軟化がなく、黒いものが流水で軽く落ちる場合は、土や外部の汚れの可能性があります。ただし、強くこすって皮を傷つけません。洗った後に黒い斑点が皮の中へ残る、へた周りにカビがある、汁が出る場合は食べません。
カビを切り取ればよいとは限らない
トマトは水分が多くやわらかな食品です。表面にカビが見える場合、見える部分だけを薄く切り取って生食する方法は勧められません。同じ容器のほかのトマトも接触面を確認し、液が付いていれば分けます。においを近くで吸い込んで確認しないでください。
栽培中の葉や実に出た場合
家庭菜園で葉や実に黒いすす状の付着が広がる場合は、害虫や病気が関係することがあります。自己流で農薬や洗剤を混ぜず、写真、発生部位、虫の有無を記録し、地域の農業相談窓口や園芸店へ確認します。食べられるかの判断と、株の治療は別です。
購入品は販売店へ相談する
買った直後から異常がある場合は、洗って証拠をなくす前に、商品、包装、期限、購入日が分かる写真を残し、販売店へ相談します。体調不良が出た場合は食品を食べ続けず、医療機関へ相談し、必要に応じて保健所の案内を受けます。
BouleVardでは水煮トマトをトッピングとして用意していますが、家庭の生トマトの黒い付着物を安全と判断する根拠にはなりません。サラダでは生食する機会が多いからこそ、「洗えば使えるはず」と救済を急がず、硬さ、におい、カビ、保存履歴を総合して、分からないものは使わない判断をしてください。
ほかの食材へ広げない
黒い粉が付いたトマトを野菜室から出したら、同じ袋の野菜を別へ移し、袋は再利用しません。洗う前のトマトを置いたまな板とシンクを洗浄し、布巾も交換します。カビが疑われるものを鼻へ近づけたり、粉を払い落として周囲へ飛散させたりしないでください。
切った後に内部まで黒い、種の周りに異臭がある、果肉が水っぽく崩れている場合も食べません。外見がきれいな部分をソースへ回す判断は避けます。体調不良の原因食品を特定するため、購入店へ相談するときはレシートや包装、写真を残します。

