サラダはレタスがなければ作れない料理ではありません。むしろ、レタスを前提にしないほうが、冷蔵庫にある野菜を使い切りやすく、温かいサラダや主食を含むボウルにも発展させやすくなります。大切なのは、葉物の代用品を一つ探すことではなく、「土台」「食感」「主役」をどう組み立てるかです。
生で食べる土台を替える
千切りキャベツ、水菜、ベビーリーフ、大根の細切り、きゅうりなどは、レタスがないときの土台になります。キャベツや大根は細く切るほどドレッシングとなじみ、水菜は長さをそろえると食べやすくなります。生食に適するか分からない野菜は、商品表示を確認し、加熱用なら生で使わないでください。
葉物の量が少ない日は、薄切りの玉ねぎ、トマト、豆、海藻などを少量ずつ合わせると、特定の野菜だけが口に残りません。水っぽい食材は和える直前まで別にしておくと、皿の底に水がたまりにくくなります。
加熱野菜を主役にする
ブロッコリー、かぼちゃ、にんじん、きのこ、じゃがいもなどを焼く、蒸す、ゆでる方法なら、レタスなしでも十分にサラダになります。熱いまま酸味と塩をなじませると味が入りやすく、冷めても食べやすい一品になります。ただし、熱い野菜を生の具材と一緒に密閉すると蒸気が水滴になり、食感が落ちます。少し冷ましてから盛り合わせます。
温野菜だけでは味が単調になるときは、ナッツの香ばしさ、ピクルスの酸味、チーズの塩気など、役割の違う一品を足します。足し算を増やしすぎず、「甘い野菜+酸味」「やわらかい野菜+歯ごたえ」のように対比を一つ作るとまとまります。
主食を含むボウルにする
雑穀米、玄米、クスクス、短いパスタなどを少量使えば、サラダは副菜から一食へ近づきます。ここに魚、鶏肉、卵、豆腐、豆などを合わせると、野菜だけを大盛りにするより満足感を調整しやすくなります。ドレッシングは全体にかけるのではなく、まず少量を主食と具材に和え、足りない分を最後に加えると濃くなりすぎません。
BouleVardの考え方
BouleVardのメニューでは、ポキボウルには雑穀米が入り、ほかのサラダにも無料で雑穀米を追加できます。魚介、自家製鶏ハム、サルサ、ナッツなど主役の異なる選択肢があるため、「レタスを食べること」ではなく「一皿をどう楽しむか」で選べます。家庭でも同じように、冷蔵庫にある食材を土台・主役・アクセントに分ければ、レタスがない日でも無理なく組み立てられます。

