サラダの盛り付けは、飾りを増やすより水分を切る、土台を作る、色を散らす、主役を見せる、ソースを最後にするの5工程で大きく整います。見た目だけでなく、最後まで食べやすい配置にすることが基本です。

目次
基本の盛り付け手順
- 器を選ぶ:具材量に対して少し余白がある、深さ4〜6cm程度のボウルが扱いやすい。
- 葉野菜の水を切る:濡れたままでは器の底に水がたまり、味も見た目もぼやける。
- 土台をふんわり置く:葉を押し固めず、中央を少し高くする。
- 主役を手前か中央に置く:鶏ハム、魚、えびなどを見える位置にまとめる。
- 色を離して配置する:トマトとにんじんなど近い色を重ねず、緑の間に置く。
- 細かい具材とソースを最後に:ナッツやごまは食べる直前に散らす。
ボウルと平皿では置き方を変える
| 器 | 向いている盛り方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 深めのボウル | 中央を高くし、具材を放射状に並べる | 底に重い具材を集めすぎない |
| 浅いボウル | 主菜を中央、野菜を周囲に分ける | ドレッシングが外へ流れやすい |
| 平皿 | 余白を残し、主菜を扇状に並べる | 葉野菜を広げすぎると散漫になる |
色は「3色+土台の緑」で十分
多色にしようとして具材を増やしすぎる必要はありません。緑の葉野菜を土台に、赤いトマト、黄色やオレンジの卵・にんじん、白や茶色の鶏ハム・ナッツなど3色程度を選びます。同じ色は一か所へまとめ、反対色を離して置くと、少ない具材でも輪郭が出ます。
写真を撮る場合は真上だけでなく、器の高さが見える斜め45度からも確認します。真上ではきれいでも、横から見ると具材が器の底に沈んでいることがあります。食べるための盛り付けでは、撮影後に混ぜやすい余白が残っているかも大切です。
実際に作れる盛り付け例:鶏ハムと雑穀米のボウル
以下は家庭向け1人分の例で、BouleVardの店舗配合ではありません。
- 葉野菜:80g
- 雑穀米:150g
- 鶏ハム:100g
- トマト:1/2個
- アボカド:1/2個
- 紫玉ねぎ:少量
- 好みのドレッシング:大さじ1〜2
- 雑穀米をボウルの奥側に置き、葉野菜を中央へふんわり盛る。
- 5〜8mmに切った鶏ハムを手前に少しずつ重ねる。
- 赤いトマトと緑のアボカドを左右に離して置く。
- 紫玉ねぎを上部に少量のせ、高さを作る。
- ドレッシングは全体にかけず、主菜と葉野菜の境目に回しかける。
うまく見えない原因と直し方
- 全部を細かく切る:主役が分からなくなる。主菜は同じ向きにまとめる。
- 色を均等に混ぜる:散らかった印象になる。色ごとに小さなまとまりを作る。
- 器いっぱいに詰める:混ぜにくい。縁に1〜2cmの余白を残す。
- ソースを早くかける:葉がしんなりする。撮影や配膳の直前にかける。
- 高さだけを出す:食べにくく崩れる。重い主菜を土台にせず、葉野菜で高さを作る。
鶏ハムを主役にする場合は鶏ハムの盛り付け、具材の役割はサラダボウルの具材選びも参考にしてください。

