サルサを使う料理はタコスだけではありません。トマト、玉ねぎ、酸味、香りをまとめたサルサは、焼いた肉や魚の脂を軽くし、豆や卵へみずみずしさを加えます。市販品か手作りか、加熱タイプか生タイプか、辛さと塩分を最初に確かめてから量を決めます。
白身魚やえびにのせる
塩を控えめにして焼いた白身魚へ、食べる直前にサルサをのせます。魚が熱いうちに大量の冷たいサルサをかけると水分が皿へ出るため、一人分大さじ1〜2から試します。えびの場合は中心まで十分に加熱し、生のえびを触ったトングで完成したサルサを取り分けません。レモンを追加する前に、サルサ自体の酸味を味見します。
鶏肉のソースにする
鶏むね肉や鶏ハムへ合わせると、油の多いソースを使わなくても香りと水分を補えます。温かい鶏肉へ添える分だけ小皿へ取り、保存容器へ肉汁を混ぜないようにします。辛いサルサなら、アボカドや無糖ヨーグルトを別に添えると、全体を薄めず一口ごとに調整できます。
卵料理へ加える
スクランブルエッグや目玉焼きへは、火を止めてからサルサを添えます。加熱中に入れるとトマトの水分で卵がまとまりにくくなります。オムレツの中へ入れたい場合は、汁を軽く切って具だけを少量包み、残りを上へ添えます。チーズも使うなら、サルサとチーズの塩分を見て卵の塩を減らします。
豆と雑穀米で一皿にする
水気を切った豆、温かい雑穀米、葉物へサルサを合わせると、肉を使わない食事にもできます。豆の缶詰は表示に従って汁を切り、必要ならすすぎます。サルサだけで全体を和えると葉が早くしおれるため、食べる直前に混ぜます。足りないコクは、アボカドかチーズかオリーブオイルのどれか一つで補います。
パンやじゃがいもの具にする
トーストへ薄くチーズをのせ、その上へ水気を切ったサルサを置くと、パンへ汁が染みにくくなります。蒸したじゃがいもには、熱いうちに塩を足す前にサルサを合わせます。冷たいサルサを大きなじゃがいもへ外からかけるだけでは中心が薄いため、一口大に切ってから和えます。
BouleVardではサルサを主役にしたサラダボウルを用意し、雑穀米や野菜、自家製ドレッシングと組み合わせています。家庭で応用するときも、料理名を増やすより、サルサが「酸味」「水分」「辛さ」「塩気」のどれを担うか見れば、追加の調味料を重ねすぎません。生タイプは清潔な器具で扱い、作り置きは冷蔵して早めに使ってください。
盛り付け前にサルサの底へ水分がたまったら、すべて捨てる前に味を見ます。酸味と香りが集まった汁は、雑穀米へ小さじ一杯だけなじませると全体をつなげられます。パンへ使う場合は具だけを取り、料理によって汁と具を使い分けます。

